令和2年度 電気通信大学情報理工学域Ⅲ類化学生命工学3年次編入合格体験記(前半)
はじめまして!
この度、2021年度電気通信大学情報理工学域Ⅲ類化学生命工学3年次編入試験に合格したkです。
当初はこの合格体験記を書こうか迷っていましたが、
私自身、編入に関する情報が少ない中で
過去の編入に合格された先輩方の合格体験記に助けられた場面が多々あったので、
こうして編入を体験し、合格が出来た身として
このような形で残すことが今出来る1番の貢献であると思い、投稿させていただきました。
私は、大学から編入を目指す人たちのための体験記を書いていこうと思います。
ですので、高専生の方にとっては関係のない話もいくつかありますが、ご了承下さい。
少々長くなりそうなので前半後半に分けてみました!
稚拙な文章ですが、一生懸命書いたので、よかったらご覧になってみてください。
目次
前半(1〜3)
後半(4〜7)
1.筆者の経歴
県内2位の進学校に通っており、部活動に関してはバレーボール部のマネージャーと軽音楽部を兼部していました。
はじめは、元々やっていた音楽に専念し、息抜きの運動程度にマネージャーとしてバレーボール部に入部しましたが
バレーボールに魅了されて軽音楽部よりもいつのまにか本腰を入れて活動するようになりました。
それでも、軽音楽の方でも自分が所属するバンドで外部の大会で入賞するなどそれなりの功績は残していました。
おかげでほとんど勉強する時間はなく、受験期に詰め込み、某旧帝大を受けたものの惨敗しました。
後期で実家に近い地方公立大に受かりましたが、完全燃焼しきれていないこの現状に満足できず、浪人を決めました。
その後1年の浪人を経ましたが、結局第一志望に受かることはできず
現在通っている甲信越地方にある地方国公立大学に進学し今に至ります。
2.志望動機
大学受験の憂さを晴らしたかった
1,で書いた通り私は大学受験に失敗しました。
浪人期は現役時代に比べれば勉強はもちろんして、完全燃焼したものの、
「受験に合格できなかった」
という事実がいつまでもまとわりついて離れませんでした。
勉強方法の反省を生かす場が欲しかった
大学受験の時、私はとにかく量に固執し,質の高い勉強が出来ていませんでした。
勉強時間ばかりに意識が向き、アウトプットが圧倒的に足りず、実践力へとほとんどつながっていなかったのではないかと非常に後悔していました。
そのこともあって、この反省を生かす場が欲しいと思い、受験を決意しました。
刺激が欲しい
理系の場合、もしリベンジするなら大学院だという意見が大半です。
私も経済的な面を踏まえてもその方が合理的だと、編入試験自体受けることを相当迷いました。
それでもそれ以上に「もっと自分にとって良い刺激がほしい」、「より高みを目指したい」という思いが強くなり、決意を固めました。
3.併願校
①東京農工大学工学部生命工学科
高校2年生の時に、理系文系選択が終わったものの「本当に理系に進んで良かったのか?」と思っていた矢先、
母校に講演をするためにいらっしゃった地元の大学の教授の方がやっていらっしゃった研究が医工学で
そこからずーーっと医工学一筋で農工大は日本で初めて設置された生命工学科ということで受験を決めました。
農工大の編入試験は、電通大と違ったので農工大の試験範囲を網羅することを前提に、
電通大では出題される複素関数については電通大受験を決めた7月から対策を始めました。
農工大の口頭試問は生命工学科の受験人数が多かったのか、3段階(1.生物系 2.物理系 3.志望動機.英語で自己紹介系)がありました。
私は高校で全くと言っていいほど生物に触れてこなかったので(高一の時生物基礎をちょろっとやったくらい)
初めに聞かれた生物系の面接をされた時は心拍数が上がりすぎてほとんど記憶がありません笑
本当に久々に緊張した…。農工大受ける方は、学んだことを毎度何かしらアウトプットできるようにしてみるといいと思います。
きっと口頭試問で役に立つと思いますよ…!
②大阪市立大学理学部化学科
正直当たり屋のように受けてしまいました。単に大阪への憧れと違ったアプローチでの化学を極めるのもアリかなーと思って受けましたが、
今考えればきっと受かったとしても蹴っていたと思います。
口頭試問は先述した農工大とは打って変わってめちゃくちゃ優しい先生…!
後半理学部の魅力を永遠に説明された記憶が大半ですがすごく和んだ印象でした。
ただ、募集人員も少なく、定員きっかり取って、年によっては募集なしの時もあるので
受験する時はある程度覚悟を持って受験するといいです!
※大阪市立大学理学部化学科は2022年度入学者選抜より編入学・学士入学(3年次)を廃止したようです。
これを書いた時は2020年11月だったのでやはり…!といった感じですね。
詳しくは以下をご覧ください。
以下後半に続きます。